どうも、人並みキャンパーのK助です。
私が住んでいる福岡県筑紫野市は、いわゆるベッドタウンと言われるようなエリアになりますので、戸建てに住んでいる方も多く、庭でそんなに気にせずBBQを楽しむことが出来ていますが、
マンションなどのベランダでBBQをやると、危ないし何より煙が出たりとご近所様に迷惑が掛かったり、最悪通報されて怒られる羽目になりますね
今回は、バーベキューを楽しみたいけど自宅では出来ない、という方に朗報なアイテム
無煙バーベキューグリル「ロウリュ」をご紹介させていただきます。
画像引用元:Loyly
※販売元のNINE NATION様より商品提供いただいたものになります
無煙バーベキューグリル「ロウリュ」について
都会の狭い庭やベランダでもお家バーベキューはできる
をテーマに、煙が出て近所迷惑にならないように無煙バーベキューグリルづくりをはじめて生まれたのが、このロウリュ。
「ロウリュ」開発のアイディアは、囲炉裏からだそうで、
囲炉裏に火を入れると不思議と人が集まり、囲炉裏の前で皆で食事をすると普段よりもゆったり時間が流れる。皆で過ごすゆったりとした食事の時間を都会の狭い戸建ての庭やベランダでも再現したいと考えたそうです。
ブランド名の「LOYLY」の由来はサウナの「ロウリュ」から来ているそうです。
炭火から発される輻射熱と水受けから発される水蒸気を庫内で循環させるグリルの構造をサウナのロウリュに見立てたことから名付たそうです。
画像引用元:Loyly
コンセプトなど見ると、もう楽しみでしかないですね🤤
ということで、折角の素晴らしいアイテムを提供いただいたので、こちらもそれに応えるべくまず取ったアクションは
そうだ、コストコへ行こう
ということで、グリル調理したら美味しいだろうなぁって食材を買ってきました
ロウリュの組み立て
開封の儀
届いたダンボールには、ロウリュのロゴマークがついていました。
さりげないことですが、やはり無地のダンボールと違って、ロゴが入っていると「力入ってるな!」とテンション上がりますよね
箱を開けたら、オリジナルマスクや、VIP会員証なるものが入っていました!!!
私程度の小庶民。VIPという言葉が最も似合わないアワード殿堂入りをしていると噂の私には無縁の世界ですが、これは都会でBBQを愉しむ人たちのコミュニティ「URBAN BBQ CLUB」の会員資格を得たことになります。
さて、取り出そうというタイミングで、何故かこのロープにハサミを入れてしまう私。
このあと、凄く取り出しにくかったのは、言うまでもありませんw
ロープは切らずに、このロープを持って取り出せば簡単に取り出せます!(そりゃあそうでしょうね)
内容物の確認
ロウリュの基本セットは、こちらになります。
この青いプチプチの中には
取っ手や空気蓋、それを取り付ける為のボルトやネジ、蝶ナット、ワッシャーなどが入っています。
では、取り扱い説明書をもとに組み立てていきましょう!
組み立てについて
基本的に、工具はプラスドライバーが1本あれば組み立てられます。
説明書、イラスト付きで一見わかり易そうに見えるのですが、
普段DIYなどしない人は、ワッシャーの使い方がわからない!という人も中にはいるのではないかと思います。
イラストがわかり易くなると、なお良いのかな、と思いました。
ワッシャーは、1つとめるのにあたって2枚、下のイラストのように「ネジ(またはボルト)・ワッシャー・ロウリュ・ワッシャー・蝶ナット」という順番でしめていきます。
蝶ナットは全て、外側じゃなく内側にくるよう取付けます。
あとは、同じ手順でボルトまたはネジが外側に来るように、各部位を固定してきます。
私は、少し体や手が大きいので、この端っこの、脚を取り付ける為の4本×4の計16本のねじ止めが地味に時間が掛かりました(笑)
脚を取り付ける際、本体の穴と脚の穴が合わないよぉ~という場合は、少し脚を拡げながら穴を合わせる、など臨機応変に対応してください。
空気蓋は蓋と底面の2箇所つけます。
注意点としては、空気蓋は開け閉めするので、固く締めてしまうと開け閉めがスムーズにできなくなるので、少しゆとりを持たせてねじ止めするとよいかな、と思いました。
これ、説明書をあまり見ていなかったので、上蓋と同じノリで持ち手が外側になるように取り付けていましたが、正しくは内側でした
ただ、販売元さんに確認したところ、火消し壺として使う場合に密閉度が下がることで、内側に取り付ける、としているとのことでしたが、内側・外側でも別にどちらでも問題ありません、とのことでした。
私個人の意見としては、家でやる場合に火消し壺的に使う場合は、次の日に後片付けをするので、多少火消しに時間が掛かっても問題ないと思っていますので、それ以外の実際に使用している時の温度調整や、火消しの時に扱いやすいので、このままで使用しようと思ってます
ネジ止めなどの組立てはこれで完成です。(写真撮りながらで20分ぐらい掛かりました)
グリル用革取手カバーがカッコいい!!
本体と別売りのアイテムで、4,620円(税込・送料込み)と決してお安いものではありませんが、
まさしく、するとしないじゃ大違いだよ!のやつです(笑)
はい、カッコいい!!
Σ>―(*・д・*)→ キュン
ロウリュ使用前の準備
セッティング
基本的には、以下のイラストのように配置してセッティングを行います。
使用時は、下の空気蓋を開けるので事前にあけておきます。
水受けを置く「水受け網」の上に水受けを置きます。
水受けの中に、焼き網の脚がはいるようにセッティングします。
あとは、炭起こしした炭を、両サイドの炭箱網をセットし、水受けに水をいれれば準備完了!となります。
実際に炭の火起こしをしてセッティングしてみよう!
ホームセンターで売っている安い炭だと、煙が凄いのでさすがの無煙バーベキューグリルといえども、無煙とはならないそうです。
なので、メーカーさん的には七輪用にも使えるような炭や、備長炭、オガ炭などの使用を推奨しています。
メーカーさんのやり方では、取り扱い説明書で固形燃料を使用しての着火方法が説明されています。
私は、ツーバーナーで着火してみようと思います。
何をとち狂ったか、ガーデンルーム内で着火をはじめる私。(外でやりましょうね)
火力が強ければ、七輪用といえども、少しは火力の勢いで火の粉が少し舞いますので、安全面を考えると着火は屋外で行うことを本気でオススメします。
炭をおこしたら、両サイドにセットします。
水受けに水をいれます。
この時、水を勢いよくいれて水がはねて、折角ついた炭火が「じゅぅぅぅううう」と消火してしまう可能性があるので、慎重にいくことをお勧めします。
下の空気蓋や、水が影響しているのか
本当に煙が出ていません!!
無論、蓋を閉めても煙は出ていません!!
ってゆーか、ロウリュがカッコ良すぎて惚れ惚れします
木曽杉プランクでオシャレ料理も楽しめます
プランク(木の板)バーベキューというものがあるらしく、食材を板の上にのせて焼くことで食材に木の香りもついて楽しめる、というガチでオシャレなものが2枚入ってました。
これは基本セットの内容物に入ってなかったので、20枚入りで販売しているものがありますが、これは2枚入っていたので、ロウリュを買ったらお試し品的についているのかな?ちょっとよくわかりませんが、ありがたく使わせていただきます!
使用前に、1時間程水に漬けておく必要があるようなので炭起こしの前に一番にやることかも!
ロウリュを使ってみた!
今回、4回使用してみて、上手に使う方法が見えてきました。
それぞれの使用時のことも含めて、紹介していきます。
使用1回目
コストコで買っていた食材で、スペアリブ・サーモンステーキ・ステーキ・焼き芋というラインナップで行きたいと思います。
リンゴも箱買いしていて、焼きりんごをしたかったのですが、リンゴ好きの家族から「焼きリンゴは嫌、普通に食べたい」とまさかの裏切りのような扱いをうけ、まさかの焼きリンゴ試せないンゴ事件が起こりました
気を取り直していきましょう。
まずは、ロッキーが殴ってそうなサイズの豚肉を使って、スペアリブを作って行こうと思うのですが、
そういえば、スペアリブって事前にタレ漬けしとかないかんかったね(;´Д`)
と、ロウリュと関係なく、いきなり失態を犯す私
とりあえず、黒瀬スパイスをかけてスタート!
見てもらえばわかりますが、本当に無煙です。
気になる庫内温度ですが、1回目の失敗は炭の火起こしが不十分で庫内温度がいまいちだった、ということですね(;´Д`)
150度~200度ぐらいと温度が不十分だったことから、焼きあがるまでに時間が掛かる、という失敗でした。
ただ、時間が掛かってしまう、というだけで調理自体が失敗したということではありません。
1時間超掛かりましたが、開けた瞬間に確信できる程に「美味そう」な仕上がりでした
※写真を見ていただけばわかりますが、両サイドの炭の火起こしが不十分感が凄いですねw
続いて、サーモンステーキにいきます。
火吹き棒で炭の燃焼を促しながら、なんとか200度まで上げていきながら、調理していきました。
サーモンが焼きあがる間に、スペアリブをいただいていきましょう。
今回は、焼肉のタレをつけて即席の味付でしたが、とにかく感動する程の美味さでした!!
これは、もともとのコストコの豚さんのポテンシャルもあるし、そこにロウリュの間接焼きの技があいまってのことだと思います
マスタードをつけて御覧なさいよ。
もうね、完全優勝でございますよ(*´ω`*)
いれて15分ぐらい経過した状態。
適切な温度だと、多分完成していると思いますが、どう見ても「まだ早い」感がありました。
右側の炭がいい感じのコンディションになっていたので、板の向きを変えて、炭に近い位置に変えてみたら、いい感じに仕上がりました
ハイ、食べてなくてもわかります。
これは美味い!!!
定期的に温度を計測していましたが、ある程度メインを焼き終えた頃に炭がいい感じになってきて、温度が200度以上に上がってきました。(なんでやねんねん)
ステーキも焼いてみました。
薄いタイプのコストコビーフですが、これまた美味い。
他のブログで紹介されているのを拝見しましたが、本当に冷めても美味しいです。
翌日、残った肉は細かく刻んでチャーハンの具にしましたが、めちゃくちゃ美味しかったです
食事は終わりましたが、折角炭がまだ残っているし、ということで鳥の胸肉もグリルしてみることに。
いやー、絶対美味いよコレ。
こちらは、このあと冷凍保存して別日に食べましたが、ふっくらと美味しくいただきました (*´ω`*)
使用2回目
2回目は、キャンプで使用してみました。
前回の課題は、温度が低すぎたことにより調理時間が掛かり過ぎたということがあり、今回はしっかりと炭起こしを行いました。
今回は、オガ炭で行いました。
黒い部分が白くなるまで、しっかり焼きをいれたほうが安定した火力を発揮してくれますね。
前回は、200度を超えるまでに相当苦労したのですが、みるみるうちに上がる温度
え?そんなに上がる?上がり過ぎじゃない??
私が使っていたスカウター(温度計なw)は、300度までしか測れないのですが、軽く300度を超えてエラー表示になりました
そうなると、焦っちゃうので油断して、まさかのスカウター(温度計)をロウリュの中に落としてしまうっていう((((;゜Д゜)))
すぐに蓋をあけてスカウターを回収しましたが、お逝きになられていました。
思い返してみれば、肉に刺して使ったりと本来の使い方をしないまま、温度計さんにとっては不本意な使い方で、壊してしまったことは本当に申し訳ないと思います
とりあえず、温度が上がり過ぎてロウリュ本体も少し変形してしまい、蓋がしまらなくなってしまったので、炭を沢山いれていたのを左右で2~3本ずつ減らして、立てていた炭を寝かせた状態にして上下の空気蓋も全開にして庫内温度を下げてみました。
温度が落ち着いたのか、変形も戻り、蓋も問題なく閉められるようになって一安心でした
気を取り直して、本日は鰻をロウリュしてやろうということに!!
タレを洗い落として焼いて、タレをつけると美味い、という話は知っているんですが、ガサツが服を着ているような人間の私です。
酒かけて、そのまま焼けばよかろうもん(*´ω`*) ってことで(笑)
スカウター(温度計)が壊れたので、今の庫内の戦闘力(温度)が何度なのかわからないですが、多分280度ぐらいだと思います。
この日は、家族皆が団結して美味しい鰻を食べる為に、尽力してくれました(笑)
私が炭起こしから鰻を仕上げている間に、嫁はん・子供達はご飯を炊いてくれていました。
鰻上がりました~!と鰻をあげて、次の鰻2本をグリルしていくという段取りです。
子供達は2本を3等分に。
大人の特権で、大人は1人1尾という贅沢なうな重です
雰囲気、大事。
ご飯を食べることが生きがいの私。
美味しいうな重をキャンプで食べる!となると容器から新調するこだわりっぷりです(笑)
ロウリュdeうな重、最高でした。
ね、ほろよい? (*´ω`*)
実は、うな重を作る前に同時進行で進めていた別プロジェクト。
それはスイーツづくり。
嫁はんの影響か、子供達はスイーツ男子に育っていますので、楽しんでくれるかなってことでスイーツづくりを頑張ってもらいました
チーズケーキをロウリュで作ろうっていう魂胆です。
1回目の時のコンディションと全く違う、ベストな炭具合です(笑)
鰻重を食べるタイミングで、焼き芋とチーズケーキで食後のデザートも用意しちゃおうって感じです。
しかし、本当に何でこんなに煙でないのってぐらい、無煙です。
煙とはもう無縁です、と親父ギャグが泉のように湧いてきそうなくらいに無煙です
チーズケーキもいい感じに仕上がってきています。
今回、クックパッド先生でチーズケーキづくりを調べてたら、下のタルト生地部分をオレオでやってて、凄く美味しそうだったのでやってみたんですが、
縁は焦げているのはわかるけど、底部分が焦げているのか、オレオの色なのかわからんっていうのが失敗でした(笑)
実食した結果、底は焦げてなくて、淵だけが焦げてました(笑)
まぁ、そんなくだらんことで盛り上がるのも楽しくていいもんですねw
焼き芋も、手ブレが凄まじいですが、美味しかったようです
2回目の炭コンディションはバッチリで、大成功でした
使用3回目
キャンプ2日目の朝です。
連泊はしないので、朝ごはんを食べたら撤収があるので、火起こしはタフまる君でやりました。
と思っていたら、まさかのガス切れ(;´Д`)
火起こしが不十分だったので、着火剤で炭の火起こしをしました。
同時に、コーヒー用の湯沸かしもすることに(笑)
※この煙は、着火剤から出ている煙です
朝ごはんにあまり時間もかけてられないので、ある程度の炭起こしができた状態で調理に取り掛かりましょう。
朝ごはんは、ピザをロウリュで焼いていこう、ということに。
空気蓋から、焼け具合が見られるのがいいですね
前日、お逝きになられた温度計です
この日も炭起こしがいまいちだったので、多分庫内温度は200度ないくらいだったと思います。
前日ぐらい炭がベストコンディションだったら、5分から10分で、もっと美味しそうな仕上がりになってたと思います
言うても、何かしらしてたらピザも出来上がってくるわけで、美味しくいただきました。
3回目を終えての感想は、やはり炭の火起こしが凄く大事、ということですね!
使用4回目
いままで3回の使用を通して、ある程度コツも掴めてきましたので、
お客さんを呼んでのホームパーティーですよ、と
コストコで買っていたお肉さん達に活躍してもらいます。
今回は、1回目の反省を活かして、外で炭の火起こしを行いました(笑)
まぁ、1回目も別になんのトラブルもなかったのですが、安全面を考慮したら、やっぱり外でやったほうがいいですからねw
オガ炭も火がつくのに時間掛かるので、ベストコンディションに持っていくまでに20分ぐらい掛かりますね。
セッティング完了です
まずは、サーモンステーキから始めます!
サーモンステーキが出来上がるまでに、お土産でいただいた超豪華な刺し盛を堪能しましょう
サーモンステーキが出来上がるまでに、カンパーイ
20分ぐらいで、いい感じそうです
25分ぐらいで取り出し。
木曽杉のプランク、2枚入りなので、一気に2枚でやりましたが、ちょうどいいサイズ感すぎて、取り出しにくかったので、使う時は1枚ずつのほうが良さそうです(笑)
はい、美味い~
ママ友さん達にも好評でございました
サーモンステーキを堪能している間に、スペアリブを仕込みます。
今回はちゃんと、漬けてますよ(笑)
あぁ、美味そう!そのままカブりつきたい!!!(火傷しますw)
スペアリブを取り出したら、すぐにメインディッシュのイチボブロックちゃんを投下!!
イチボブロックちゃんをグリルしている間に、スペアリブを切り分けていきます。
大きい肉を切り分けてる時って、一世を風靡した塩の人、ヌスラトさん気分になります(笑)
そうこうしている間に、イチボブロックちゃんもいい感じに仕上がってきたではないですか
はい、美味い!!!
大きいので、中はかなりレアだったので、少し外側を切ってはグリルに戻し、また少し削って、グリルに戻して~、とシュラスコスタイルで楽しみました。とても幸せな時間でした(笑)
イチボブロックちゃんと同時進行で作っていた焼き芋さん。
ネッチリ、甘~っ!!で最高の美味さでした
ロウリュの後片付け
ロウリュは火消し壺にもなる
調理が終わったあとですが、炭の処理が大変ですが、ロウリュの場合は、この空気蓋を閉めてしまえば、空気が入らなくなるので火消し壺としても使用できるのが、何気に嬉しいポイントです
上は簡単に閉められますが、
下を閉めるのは意外と大変です。
トングなどで空気蓋の持ち手をちょちょいと押していけば、火傷することなく閉めることができます
焼き網の汚れ取り
使用する前から一番懸念していたのが、この使用後の油汚れ取りについてです。
ここまで書くと、更に長くなってしまうので、これは次回に回したいと思います(笑)
メンテナンスについての記事、こちらにまとめています。ぜひご参考ください!
ロウリュを使ってみた感想
4回使った中での感想です。
炭の火起こしが、とても大事
1回目と3回目は、炭起こしが不十分で、調理に時間がとても掛かってしまいました。
まぁ、調理に時間が掛かるだけで大失敗というワケではないのですが、やはり料理は早く食べたいものですからね
炭の火起こしは、オガ炭や備長炭などは火付きするまでに時間が結構掛かるので、しっかりと20分ぐらいでも時間をかかってでも、きちんと火起こしをするのが凄く大事だな、と思いました。
販売元にベストな庫内温度を確認したところ、250度ぐらいがベストということでした
2回目に鰻をした時は、多分250~300度ぐらいでやっていたと思いますが、300度を超えないぐらいで調整すればよいかと思いました
ロウリュ本体の値段がお高い
気になる本体価格は、税込み43,450円(送料込み)と、なかなかのプライスです。
ただ、めちゃくちゃカッコイイので所有欲も間違いなく満たしてくれるギアかな、と思います
蝶ナット以外の素材がフルステンレス。
その中でも、性能に優れているSUS304という素材を使用していることや、
・国内工場でひとつひとつ手作業によって生産
・5年保証と安心の修理体制
とサポート面も充実してるので、この価格も納得です。
Twitterでも親交のある、みーこパパさんも、このロウリュを紹介されていますが、その中で「もしこれにスノーピークの*マークが入ったら、7万円ぐらいになると思いますw」という表現をされていますが、物凄くイメージしやすくて、めちゃくちゃ笑いましたw
収納性はよくない
折りたたみができないので、完成サイズが収納サイズになります。
サイズは、幅56cm・奥行きが26cm・高さが32cmです。
キャンパー目線だと、すぐ持ち運びたくなるので収納性・携帯性を考えてしまいますが、いうても、
基本的な考え方は家庭用バーベキューグリルなので、別に収納性はいらないっていう話なんですよね(笑)
これだけカッコいいと、もはや家の中にディスプレイしても、逆にオシャレを演出できるレベルの造形美があります
ガチ、無煙
庭やベランダなど屋外での使用を想定して作られたものですが、
本当に煙りが出ないです。まさしく無煙です。
我が家のガーデンルーム、両サイド開くので換気をきちんと行いながらの使用でしたが、全然室内でも問題ない感じです。
炭火を使うので、室内だと十分に気を付ける必要はありますが、昔は家の中に囲炉裏があったり七輪があったりとしたので、同じように気を付けて使うのもアリかな、と思いました。
炭の調整を考えながら調理するのが楽しい
2回目の時に、箱網にパンパンに炭を入れてやった時に、庫内温度が300度を軽く超えて測定不能な程に温度があがってしまったので、本数を減らして使用しました。
オガ炭であれば、長いタイプのやつを4本、短めの奴を2本ぐらいの感じが調整しやすいかなと思いました。
あとは、炭を倒したり炭をよせたりと食材に合わせて、臨機応変に火力調整ができるので、考えながらやるのは楽しかったです
料理が出来るまでの時間も楽しい
皆でお酒を飲みながら、出てくる料理に舌鼓をしながら、またその間に次の料理を作っていく、まるでコース料理のように楽しめるのが凄くいいなと思いました。
デザートまで考える楽しさ
炭を火起こしする、特に火付きの悪いオガ炭や備長炭などを使うとなると、折角なのでフルに炭火を活用したくなります。
ケーキを焼いたり、上級者ならパンも作れるのではないかと思います。
別の火に食べる食材をグリルしておくのもいい
炭の火起こしが大変なので、折角炭がついているうちに別の食材をグリルしておくのもいいと思いました。
冷めてもパサパサになりにくく、美味しく食べられるので次の日に食べたり、冷凍保存しておくのもいいかなと思いました。
グランピングや宿泊施設への提案もいいかも
ガレージブランドなどでキャンプギアを集めている方などは、値段もそんなに驚かないと思いますが、やはりホームセンターなどで販売されている一般的なBBQコンロと比べると、雲の上の存在的な値段になりますね
今は、空前のアウトドアブームということで、グランピング施設が増えていたり、既存の宿泊施設やカフェなどの飲食業界や、全くの異業種もアウトドア要素を取り入れる工夫をされている所が増えてきていますね。
長崎の伊王島のアイランドナガサキなんかも、宿泊するところにバルコニースペースがあり、
そこでスタッフの人が持ってきてくれる食材を焼いたりするサービスなんかもあったので、こういう感じでアウトドア的な要素を提案できたら宿泊施設的に凄いアピールポイントになりそうです。
この無煙バーベキューグリルなら、煙を気にした空調などのリフォームなどにお金をかけなくても、このロウリュを買うだけでアウトドア飯を提案できる、となれば物凄い安い投資でサービス提供が出来るのではないかと思いました。
それこそ、そういった施設だとある程度のロットでの注文になると思うので、スケールメリットも出せるのかな、とか勝手に思ってみたり(笑)
↑勝手に配置したイメージを作ってみる(作んなw)
間違いなく、料理を美味しく食べられるし調理の失敗って少ないと思うし、何より煙が出ないというポイントは、受けるのではないかと思いました。
ロウリュに無限の可能性を感じました
ロウリュ 使用上の注意
マンションなどのベランダでやる場合は、確認が必要
法律的には、集合住宅でのベランダやバルコニーでの火器使用自体は法律的に罪に問われることはありませんが、
マンションのベランダやバルコニーは基本的には、専有できるが共有部分という扱いです。
これは、災害時の避難通路になる為で、集合住宅の管理規約で火器使用が許可されていなければ、ベランダでバーベキューはできないということになります。
いくら、煙が出ないからといっても、万が一の際に規約を破ったとして、退去通告を受ける可能性もありますので、この点はしっかり確認して、問題なければ心置きなく楽しむようにしたいところですね。
色々と長々と書きましたが、炭の火起こしさえしっかりやれば、あとは楽園。
それが無煙バーベキューグリル「ロウリュ」の魅力だな、と思いました。
販売元様の公式HPは、→こちら
▼K助が書いてるキャンプ用語がわからない!という方は、こちら